パソコンを使う目的の変遷(一般ユーザーにとってのコンテンツは何だったか)

コンテンツ=パソコン

パソコンが登場した頃は、パソコンをどう動かすかという部分が興味と関心の中心で、パソコン自体とプログラミングが目的だった。(それしかやることがなかったともいえる)

コンテンツ=アプリケーションソフト

アプリケーションソフト市場が確立する頃には、パソコン自体よりソフトウエアの方に関心が集まった。特定のソフトを使うためにパソコンが選ばれる。話題のソフトを使う、というのが結構重要だった。

コンテンツ=コンテンツ

パソコンの「マルチメディア」対応が進んでコンテンツ視聴/閲覧の時代がきた。さらにインターネットの普及で、「ホームページを見る」のがパソコンの大切な役目になった。
この段階で、パソコンはデータを加工して何かを作り出す道具としてだけでなく、すでにあるデータを見る道具としての性格を強めることになった。大きなパラダイムシフトだったと思う。
電子メールも双方向性のコンテンツ視聴の一環(とするのはやや無理があるけれど)。

コンテンツ=サービス

こうした視点だと、今はちょうど「ネットサービスの時代」に見える。アプリ使用やコンテンツ視聴、コミュニケーションもサービスの中に取り込まれた印象だ。

次は?

サービスの次、があるとしたら何だろう。