torne完結編

記事が一つ公開されましたのでお知らせします。

【完結編】「torne(トルネ)」でPS3が理想の地デジレコーダーになる!?
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20100408/1024191/
先週からの続きです。たった2回で「完結編」というのはどうかと思いましたが、まあそれも面白いかなと。
おかげさまで、公開直後にもかかわらず、8日20時の段階でアクセスランキング4位に入っています。ありがとうございます。
torneは、アップルの「iPod」や「iPhone」、キングジムのデジタルメモ「ポメラ」などとともに、「できることは少ないけれど快適」という価値を考えてもらえる製品だと思います。
torneが「できることは少ないけれど快適」になったのは、ハードウエアが高性能なゲーム機で、UI部分が1アプリとして動作し、他のゲーム中でも録画できるようにしなくてはならない、という条件(制約とも言えますかね)がいい方向に働いた結果だろうと推測しています。もちろん、開発者がPS3の性能に甘えているというわけではなく、画面の遷移や見せ方には作り手の工夫やこだわりも感じます。「ゲームをしながら録画ができる」というのも、書けば14文字ですが、簡単にできることではないでしょう。
ただ、誤解して欲しくないのは、機能が少ない製品といえども「必要な機能はきちんとある」し、場合によっては「プラスアルファ」だって入っているということです。問題は「何が必要な機能なのか、何を最小限加えるか」という判断ですが、そこが「製品企画のセンス」でしょう。
そういえば、記事中では触れられませんでしたが、torneはデータの削除も早いです。
VIDEOのリストでは、「□(四角)」ボタンでチェックをつけて選択状態にすると、複数のデータをまとめて処理できます。当然削除も一括して行えます。10本ほど(35GBくらい)を消しましたが数秒で操作可能な状態に戻ってきました。「簡単に消せる」って大事です。

 なお、前回の投稿でお知らせした、朝日新聞土曜版beの新連載「知らなきゃ損するパソコン入門」ですが、Web公開はまだのようで、現在問い合わせ中です。来週あたり、続報が書ければいいんですけど。