5000円の地デジチューナー(その2)

(前回はコチラ
 ヨドバシドットコムを見てみると、通常の地デジチューナーは安い機種中心で、19800円くらいらしい(ココを見た)。データ放送などには非対応で、本当に番組を見るだけのようだが、このままいけば2009年には5000円になっちゃいそうな気もする。
 とはいえ、個人的には「ワンセグ使えばいいじゃない?」派。
 ワンセグをテレビに映す、ということになると気になるのが

  • 家庭用テレビに映すには解像度が粗い
  • 動きがカクカクする

の2点。
 ちょっと前の記事だが、日経エレクトロニクス2007年9月10日号に、近く登場するであろう次世代ワンセグケータイの主要技術が紹介されていた。

  1. シーンに応じたガンマ曲線の自動切り替え
  2. 周囲の明るさに応じた画像処理やバックライト調整
  3. 記憶色に合わせた色合い補正
  4. ワンセグQVGA映像をVGA映像に多画素化
  5. 輪郭強調

さらに2008年以降は

  • 倍速表示(フレーム増技術)
  • VGA超の映像に多画素化

 多画素化技術と中間フレーム挿入による倍速表示は既存のテレビに表示するのにも役立つと思うんだけど、メーカーはこういう機能を価格維持のための「付加価値」にするはずで、5000円のチューナーに乗せたいとは思わないだろうなあ。